鬼滅の刃と古事記3
出雲大社の神在祭が始まりました。
日本の八百万の神々が出雲に集まり縁結びの会議をするというこの神在月(出雲ではそういいます)
出雲に住んでいない者にとっては神無月。などと言いますが
だからといって神社が空っぽになるわけでなく
この時期は国津神に関わりのあるちかくの神社さんに挨拶に伺ったりします。
出雲といえば因幡の白兎伝説です。
ワニを騙した兎が毛皮を剥がれて塩水でヒリヒリの肌となります。
通りかかった大国主命が真水で洗い、ガマの綿に包まるように伝えてたすかるのですが。
もののけ姫と八岐大蛇伝説で有名な島根は石見銀山を擁するタタラの町
やはり製鉄の場所なのです。
元伊勢皇大神宮のとこでも触れた、タタラと製鉄と鬼。
この兎と製鉄を思わせる錆(さび)を合わせた名前が
鬼滅の刃の錆兎(サビト)なのです。ようやく鬼滅の刃に繋がりましたw
錆兎と一緒に出てくる真菰(まこも)は
今の季節まだ食べられますがマコモダケという名前でレアなお店で販売されています。
とても淡白で美味しいです。
この真菰は出雲大社の有名な大しめ縄の素材です。
錆兎と真菰は出雲の国津神の系統を表す名前なのです。
そして錆兎との鍛錬で大岩を一刀両断にした炭治郎。
この岩は奈良県の柳生にある、柳生一刀石と呼ばれるものです。
剣豪、柳生石舟斎が天狗と修行して切ったという岩。
鱗瀧さんの天狗のお面はこれとリンクしています。
そしてなによりこの出雲と柳生町近辺の土地との縁、、
そこまで知っている?と作者様にお尋ねしたい気持ちでいっぱいですw
先日の23日勤労感謝の日は新嘗祭でした。
天皇陛下が新米を食されることで、今年の新米に光が入ります。
太陽の光を受けて成長した稲穂には太陽神、天照大神の霊威が籠ります。
糖質制限も良いですが、新米に感謝して美味しく召し上がる最高のタイミングかと思います。
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